マカオのカジノ内で…知っておきたいこと6つ
(1)カジノテーブルでの携帯電話使用禁止
2016年5月9日からは、カジノ内のゲーミングテーブルでの携帯電話の使用が禁止になりました。
携帯電話で、マカオ以外などの離れたところにいる人とやり取りをして、その人の代わりにゲームで賭けるいわゆる「代理ベット」の禁止が目的といわれています。テーブルを離れたところで通話をしたり、メッセージのやり取りをすることについては規制がされていません。
(2)カジノエリア全面禁煙
(3)使用可能通貨は香港ドル
ちなみに香港ドル紙幣は日本と異なり、3社の銀行がそれぞれ発行しているのでデザインが豊富です。また各銀行でもデザインを変更するため、旅行で初めて見た人にとっては見分けるのが大変かもしれません…
(4)ポイントカードの勧誘スタッフが話しかけてくる
スロットなどのマシンを使ったゲームでプレイをしていると、スタッフがいきなり話しかけてくることがあります。それはそのカジノでプレイをすると貯まるポイントカードの勧誘であることが多いです。マシンにはポイントカードをさすところがあるので、そこを目印に話しかけてきます。しかしほとんどが中国語か英語で話しかけてきますので、日本人だとわかったら言葉が通じなくて勧誘されないかもしれません。
ポイントカードを持ってるといいことがある
ポイントの換算制度はカジノによって異なりますが、大体は合計で1,000HKD(約1万3,600円(1MOP=13.6JPY))を賭けたら1ポイントという制度が多いです。ちょっと遊ぶ程度ではなかなかたまりませんが、カジノホテル内のレストランで提示するだけで10%割引などしてくれるなどのうれしいサービスがあります。
ポイントカードの作成は必ず本人がカウンターに行きましょう
ポイントカードを作成するには、スタッフが案内するカウンターで名前や年齢、性別の簡単な情報の記入やパスポートの提示ですぐに発行されます。
中には、ゲーム中の私たちに対して、スタッフが気を遣って、パスポートだけ預かってカードを発行してきますよ、という人もいますが、そのままパスポート盗難などの万が一の事態を避けるために、必ずそのスタッフと一緒にポイントカード発行カウンターまで行きましょう。
(5)チップやキャッシュチケットの換金方法
ディーラーがいるテーブルでゲームをする場合は、現金をテーブルに置くとチップに交換してくれます。チップを現金に換金したいときは、同じエリア内に柵のついた窓口のキャッシャー(Cashier)がありますので、そこでチップを差し出すとHKDに換金してくれます。
またスロットマシンなどの機械でゲームをした場合、「Cash Out」というようなボタンを押す(ものによっては2秒ほど長押しする)と、金額とバーコードが印刷されたレシートのような物が、その機械から発行されます。
このキャッシュチケットは、先ほどの窓口でも換金可能ですし、エリア内にあるATMマシンのような機械にチケットを飲み込ませると、現金が返ってきます。
人が確認するキャッシャーではチップもキャッシュチケットも受け付けてくれますが、ATMのような機械ではチップは飲み込めないので注意してください。
(6)お水やコーヒー・お茶のサービスが無料
テーブルなどにおいてある小さいペットボトルのお水は無料です。またウエイトレスが配っているコーヒーやお茶も無料です。
カジノを併設してるホテル内の飲み物の値段は非常に高いです。街中のスーパーの倍以上の値段に設定されていますので、ここで水分補給!というのもありです。
余談ですがカジノで無料で提供されている飲み物は、マカオの習慣上、常温のお水か、温かい飲み物です。冷たい飲み物は体に良くないという概念がありますので、そういうものは自分で買うしかありません。
またコーヒーはブラックはなく、ミルク入りのものです。お水はペットボトルに入ったものが提供されていますが、コーヒーやお茶などが入ったグラスは、飲み終わったらウエイトレスに返却、またはテーブルなどに置きっぱなしにしておくと回収されます。
マカオの衛生局の張り紙。